以前にグリーンブルーがサービスを提供するカーボン・オフセット・プロバイダーのサービスをご紹介しましたが、そもそも「カーボン・オフセットってなに?」というお問合せがありましたので、すこしやさしく解説してみたいと思います。

 

私たちは進行する地球温暖化に少しでもブレーキをかけるために二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出を抑える必要があります。ソーラー発電などの再生可能エネルギーを利用する生活に切り替えてみたり、ハイブリッド型の車に買い替えてみたりしますが、それでも温室効果ガスの排出がゼロになるわけではありません。

 

そこで植林事業やクリーンエネルギー事業などの温室効果ガスを減らしたり、温室効果ガスを大気中に放出したりしないようにするプロジェクトに投資することで、自分たちの出してしまった温室効果ガスの排出量を「埋め合わせる」(オフセットする)手法を「カーボン・オフセット」と呼ぶのです。

 

温室効果ガスを吸収する樹木を植林したりする森林保全活動、風力や太陽光などのクリーンエネルギーを導入する活動など、様々な事業がカーボン・オフセットの対象となります。温室効果ガスを減らしたプロジェクトの排出削減量はクレジットとして算定されて、市場で排出権取引されます。このクレジットを買い付けることで、埋め合わせるわけです。

 

日本国内では2008年に閣議決定された「低炭素社会づくり行動計画」の中で、温室効果ガスを削減するための手法として認められました。その後、国内の温室効果ガス排出削減の活動や森林を整備することなどによって生じた削減量と吸収量を認証する「オフセット・クレジット制度(J-VER)」が創設されました。さらに2013年度からは、新たなJ-クレジット制度としてカーボン・オフセットのしくみが分かりやすく整理されています。

 

日本国内、海外ともに様々なオフセット・クレジットが創出されており、その価格も様々です。海外の発展途上国のクレジットを購入してその国の発展に貢献したり、国内で東北地方の被災地のクレジットを購入して、思い入れのある地方の活力にしてもらったりすることもできます。つまり、カーボン・オフセットを使うことで、温暖化防止の活動にドラマ性を持たせることができるのです。グリーンブルーのご提供するプロバイダーサービスでは、様々なストーリーに対応できるよう、あらゆる種類のクレジットをお選び頂くことができるようになっています。

 

オフセットするお客様の活動については、施設の運用による温室効果ガス排出のオフセットや製品・製造に関する排出量のオフセットの他に、会議・イベント型のオフセットもお勧めしています。あなたが主催する会議や集会、コンサートなどのイベントでも参加者の方々の移動手段や会場の光熱費などで温室効果ガスが排出されています。その排出量をオフセットして地球にやさしいイベントにしてみてはいかがですか。

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