家庭用のコンセントで「EETコンセント」と呼ばれるコンセントの差し口があるのをご存知ですか?グリーンブルーのスタッフが、保守(メンテナンス)をしている大気常時監視用の測定局舎でも、このEETコンセントがたくさん使用されています。

 

EETコンセントの「ET」とは、アース・ターミナル(Earth Terminal)の省略で、漏電等が生じた際に、建物の鉄骨やアース線を経由して接地した先の大地に電流を逃す線を持っていることを示しています。もう一つの「E」はこのアース線の取り方が、もう一つ選択できることを意味しています。

 

電気製品で接地用のアース線を持っている3芯のコードには、コンセントプラグに3つ目の電極が出ている3極のかたちのものと、通常の2極の電極に接地用の緑のコードが出ているものの2つのタイプがあります。つまり、それら両方のタイプとも使用できるようにしたコンセントが「EETコンセント」なのです。具体的には、この写真のような形をしています。


eet
 

2本の電極の下に半円形の断面をした3極目の電極をさす穴があって、こちらに3極型のプラグを差し込んでもいいですし、その下にあるアースと書かれたカバーを開けて、アース線をドライバーでネジ止めしてもいいようになっています。どちらのつなぎ方をしてもコンセントの裏側からは、アース線につながっていくので、安全に接地回路が確保できるわけです。

 

測定局舎の中で使用される測定機では、万一、故障が発生して漏電が生じた場合には、ここへ漏電電流が流れ込むように、予め測定機の電源線を接続しておきます。そうすることで漏電が起きてもヒトが感電したり、他の機械へ電流が流れ込んだりするのを防止します。電流を地球に逃す接地回路を設ける工事は、その電圧や接地抵抗に応じてA種接地工事からD種接地工事まであります。多くの場合、300V以下で使用する環境用の測定機などを接続する接地回路は、D種の接地工事で設けられます。

 

グリーンブルーの測定機の保守メンテナンスに従事するスタッフの多くは「環境大気常時監視技術者」の資格を有しており、このような施工要領も熟知しています。測定局舎の新設設計や移設のご相談にもアドバイス差し上げますので、お気軽にご連絡下さい。