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南太平洋の島国サモア独立国の首都アピアで国連の「小島しょ開発途上国会議」
91日から開催されています。

「小島しょ開発途上国」(
SIDSSmall Island Developing States)の多くは、国土が島から形成されているので、地球温暖化による海面上昇などの影響で深刻な被害を受けやすい事情を抱えています。最近は、海面上昇の問題だけではなく、気候変動による自然災害の被害も問題になっています。


この会議は10年ごとに開催され、今回が3度目になります。太平洋、インド洋、カリブ海などから57の国や地域の代表が3千人ほど集まって「持続可能な開発」ついて話し合っています。実はこの会議、923日にニューヨークで開催される気候変動サミットを強くけん制するであろうと言われています。


議長のサモア独立国ツイラエパ首相も、「気候変動は世界的な問題だけれど、国際社会の取り組みは不十分である」とスピーチしています。国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)さんもこの会議に出席しており、「気候変動サミットなどで解決に取り組む勢いをつけたい。ニューヨークに来て声を上げて欲しい。」と挨拶しています。


先進諸国の温室効果ガス排出抑制が頭打ちになる一方で、異常気象による被害が大きくなっていく昨今。気候変動サミットの出席者が、海面上昇で領土を失うなど、重大な危険を現実問題として抱えているこのような国々の声をどのように受け止めていくのか興味がわきますね。

 

「小島しょ開発途上国会議」

http://www.un.org/en/events/islands2014/#&panel1-1