2015年も早々1月3日から4日にかけて、「しぶんぎ座流星群」がやってきましたが、皆さんはご覧になられましたか。
 

shibungi
 

「しぶんぎ座流星群」は昨年の末に見られた「ふたご座流星群」、8月に見られた「ペルセウス座流星群」と並んで「3大流星群」と呼ばれる流星群のひとつです。ふたご座流星群とペルセウス座流星群は、毎年安定して多くの流星を見ることができるのですが、しぶんぎ座流星群は見られる時間が数時間と短い上に、流星の数が年によって変化します。

 

更に今年、極大になった4日は明るい月が出ていたので、望遠鏡を使っていても月があるのと違う方向で流れ星を探さなくてはならなかったかもしれませんね。また、日本海側では天気が荒れていましたので、関東や九州南部が観測するには好条件だったかもしれません。

 

ちなみに、流星群は流星が現れる位置の傍にある星座の名前で呼ばれますが、「しぶんぎ座」という星座は今では存在していないのです。「しぶんぎ座」の名前は過去にあった「壁面四分儀座」という星座に由来しているのだそうです。