この度、グリーンブルーでは特定非営利活動法人アイセック・ジャパンが主催するインターンシップ・プログラムに協力し、海外からのインターン生を受け入れました。今回、グリーンブルーで約2ヶ月間のインターン生活を送ったのは、オーストリアはウィーンにある自然資源・生命科学大学(BOKU*)の学生さん。ドイツ語、英語、ハンガリー語を含む、5カ国語を操る才女が、日本国内の環境モニタリングや日本独特の文化に触れるため、初めてこの地にやって来ました。

グリーンブルーでは、日本国内の大気、水質、土壌の環境メディアにおける汚染の現況やモニタリングの実際についてお教えする他、日・米・欧の環境行政の比較などについても学んでもらいました。また、廃棄物やリサイクルの現場にも直接足を運んで肌で触れてもらいました。

反対にインターン生からは、里山資本主義をベースに森林資源の活用を積極的に進めているバイオマスの国オーストリアの様子を教えて頂きました。これまでコンクリートで造っていた中高層建築物を木造に切り替える試みをするところまで来ているというので驚きです。

このインターンシップに関連するアクティビティーには、東京都、千葉県、横浜市をはじめとする多くのグリーンブルーのお客様にご協力を頂きました。生の現場に触れさせて頂いたことで、将来国際的なリーダーシップを取る若者の貴重な経験になったことと思います。

グリーンブルーでは、国際協力機構(JICA)のコンサルテーション業務に携わるだけでなく、今回のようなボランティア活動を通して、積極的に国際化を進めています。また、地球環境保全に情熱を傾ける若者を支援し、共に働くことを求めています。奥が深い環境問題について、ただ単純に作業などを学んで頂くのではなく、環境保全の理屈や理論について深く理解し、議論したいと考えています。グリーンブルーは今後もそんな若者を期待しています。

 

*University of Natural Resources and Life Sciences, Vienna


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