熊本県熊本地方を震源として、4月14日と16日に発生した大きな2つの地震の他、今も続く一連の地震につきまして、被災されました方々には、心よりお見舞い申し上げます。また、この震災におきまして、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。一日も早く、大地の揺れがおさまり、九州地方にお住まいの方々が少しでも早く、以前のような暮らしにお戻りになられますよう祈願しております。

今回の大きな地震では、多くの家屋、建物が倒壊してしまいました。熊本のシンボルである熊本城でも屋根瓦が崩れ、しゃちほこが落下してしまいました。美しさを誇った石垣もあちこちで崩壊してしまったと報道されています。重要文化財に登録されている東十八間櫓、北十八間櫓も倒壊してしまったようです。

熊本城は、加藤清正公が中世城郭を取り込んで改築した名城で、別名「銀杏城(ぎんなんじょう)」とも呼ばれてきました。大天守閣はもちろん、「武者返し」と呼ばれる流麗な曲線を誇る石垣は、熊本城が日本三大名城や日本名城百選に選ばれるポイントのひとつとなっています。

明治初期、西南戦争の際には、官軍が守った熊本城を攻め落とすことができなかった薩軍の西郷隆盛に「おいどんは官軍に負けたとじゃなか。清正公に負けたとでごわす。」と言わせしめ、砦として機能面でも優れていたことが証明されている城のひとつなのです。

今回、甚大な被害の出てしまった熊本城の復旧については、既に日本財団が30億円の再建支援を拠出することを発表しています。同財団は東日本大震災の教訓をふまえて、大規模災害の発生時にすぐに緊急支援を出せるように特別基金を創設していたのだそうです。毎年50億円ずつ積み立てる計画で、基金創設から2年が経ち、100億円が積み立てられていたとのことで、これを生かすことで今回、被災者の生活に必要な緊急支援と合わせて、文化財の保護にも予算を充て頂けるのだそうです。
日本人が誇る熊本城だけでなく、熊本の街が少しでも早く元の姿に戻れるよう、全国から支援の力を合わせていきましょう。

kumamoto


写真は、グリーンブルーのスタッフが熊本県内の業務において熊本城を撮影したものです。(2015年4月撮影)


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