グリーンブルーのお客様は日本各地だけでなく、海外にも多数いらっしゃいます。そちらへおうかがいする時に欠かせないのが飛行機による移動です。これから、夏に向かって気温が上昇してくると、飛行機に乗り込んだ時に「暑いっ!」となることがあるのですが、皆さんはそのような経験をされたことはありませんか。

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実は飛行場に駐機中の飛行機は、エンジンを止めてしまうと、機内への電力などの供給ができなくなってしまうのです。そこで、どの様な旅客機も駐機中専用の補助動力エンジンを装備しているのですが、これをAPU(Auxiliary Power Unit)と呼びます。空港で出発準備中の飛行機のおしりの部分を見ると、小さな穴があり、熱風が出ているのに気付かれると思いますが、そこがAPUの排ガス排出口なのです。APUは飛行機が飛ぶための推力は生み出さず、「圧縮空気」と「電気」を作ることだけに限定されて使われます。

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けれども、このAPUですが、実は大きな騒音が出るとともに多くの排気ガスを排出してしまいます。飛行機の周りで作業するスタッフの健康にもよくないのですが、空港周辺の環境に与える影響にも好ましくありません。そこで昨今の最新飛行場では、GPUという地上電源設備を備えるところが増えてきています。地上の地元電力会社から供給された高圧電源を商用電源に変換して、APUの代わりに供給ケーブルから駐機中の飛行機に供給する設備でGPU(Ground Power Unit)と呼ばれます。また、エアコン用の冷温風はダクトを通じて機内に導かれます。
 

GPUはAPUと比較すると、運用に係る費用が半分程度といわれています。国内では、羽田、成田、新千歳、伊丹、関西、福岡、那覇などの大規模空港に整備されています。このような設備を備えるには、相応の初期投資を必要とするようですが、空港作業者の健康や周辺環境への影響を低減させるには、先進空港の必須条件になりつつあると言えるでしょう。


グリーンブルーでは、今回取り上げましたAPUの影響等の他、飛行機の運航に伴う環境影響を測定・評価する業務を行っています。飛行場のエプロンでの計測作業などについては、一定のノウハウが求められるため、経験豊富なスタッフが活躍する場でもあります。
 


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