グリーンブルー株式会社は、今を去ること46年前に株式会社日本公害防止技術センターとして設立されて以来、公害問題に取り組んできました。しかし昨今では、公害だけでなく「香害」についても耳にすることが多くなってきました。


学校で着る給食のかっぽう着に使われた柔軟剤に含まれた香料がきつすぎて具合が悪くなってしまったり、電車の中で隣り合った人が使った制汗剤の香りで体調が悪くなってしまったり...。本来「いい匂い」のはずの香りなのですが、受動的に曝露されてしまうことで、思いのほかひどい反応が出ることがあります。不快に感じるだけでなく、頭痛・咳・喘息・吐き気などの症状を発することもあるのです。ひどい場合は、この香害の症状をきっかけにシックハウス症候群との診断を受けてしまった例もあるので、注意が必要です。


そして香害はヒトだけではなく、ペットたちに多大な健康影響を与えることがあるのをご存じでしょうか。部屋の中で焚くアロマセラピー用のお香や仏壇の線香などでも体調を崩してしまう犬や猫たちがいます。特に猫はにおい成分の代謝がヒトの1/6から1/10と言われ、有害成分を分解できずに体内に蓄積してしまいます。イタチの仲間のフェレットも肝臓における分解酵素の働きが悪いので注意が必要なのだそうです。小鳥については、におい成分を身体のすみずみに行きわたらせてしまう身体の構造を持っているので、におい成分の影響に敏感なのだそうです。


アロマセラピーで用いるアロマオイルは、ハーブなどの野生植物から精製されるものが多く、自然由来なので害毒はないと思われがちなのですが、高い濃度に濃縮されているので、人工的に合成された化学香料と比較しても同程度の影響があるようです。かわいいペットたちと一緒にいい匂いの中で日中の緊張からリラックスしようとお考えになってアロマを焚く方も多いと思いますが、場合によってはペットたちに、におい成分が届かない逃げ場を作っておいてあげるといいようです。

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