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スウェーデン環境保護庁の研究プロジェクトチームによれば、バルト海のダイオキシン類等の残留性有機汚染物(POPs)の主な汚染源は、長距離を移動してきた大気中の汚染物質であるとの研究結果が出たとしています。

ダイオキシン類などのPOPsは、ニシンなど脂肪分の多い魚に多く取りこまれており、自然界では分解されづらいことから、人々の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるので、3年間にわたる調査プロジェクトが行われていました。発表によれば、ダイオキシン類の発生量はこの数十年で大幅に減少しているにも関わらず、魚類からは高濃度のダイオキシン類が検出されており、チームは長距離移動した大気中のPOPsがバルト海に降下して、汚染源になっているとしています。
 
転じて日本の水産物の実態はどうでしょうか。スウェーデン環境保護庁の場合は、既にEUのバルト海地域戦略の下、国際協力による有害物質の大気降下低減への取組を開始しているそうです。