7月1日、気象庁は、関東地方における都市化による気温上昇等について「ヒートアイランド監視報告(平成24年)」で調査結果等を発表しました。
 
2009年~2012年の各年、8月の天候条件下でヒートアイランド現象が気温に与える影響を都市気候モデルにより評価したところ、関東各地で高温を記録した2010年と2012年は、内陸部でヒートアイランド現象の影響が強く出ていたそうです。
 
これらの年の8月は、天気が良かったため日照時間が長くなり、地表面加熱が大きくなりました。また、風向が南寄りであったために沿岸部の高層建築物等によって東京湾からの風の進入が妨げられて、海風による気温上昇の抑制効果が低下したとされています。

同じく気象庁は、近く公表する予定の「気候変動監視レポート」で、風水害の危険についても警鐘を鳴らしています。
 
全国の降水量観測点(アメダス)で、1時間に50mm以上の「非常に激しい雨」を観測した年間回数を集計したところ「非常に激しい雨」が降った頻度が1976年~1985年は平均で174.4回/年でしたが、2010年には236.4回/年に増えていたといいます。また、スーパーコンピューターで2076年~2095年に「非常に激しい雨」が発生する頻度を試算したところ、390回/年になったとのことです。

これからの季節、夕方ににわかに曇って激しい雷雨に出くわすこともあるかも知れません。予想以上の雨量になることもありますので、アンダーパスや低いトンネルの中、地下室などへ避難されることのないよう気をつけて下さい。

グリーンブルーでは、ヒートアイランド現象の観測ような異常気象の観測・調査も行っています。

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