trashed

第25回の東京国際映画祭において「natural TIFF部門」で上映され、トヨタ審査員特別賞を受賞したドキュメンタリー映画がとうとう今日(9月28日)公開されました。本作ではアカデミー賞受賞俳優のジェレミー・アイアンズが地球規模で深刻化するゴミ処理問題の現場に足を運び、生々しい現状を見せてくれます。膨大な量のゴミの山が自然を汚染していく衝撃的な映像の数々を通し、現代人に警鐘を鳴らす内容となっています。

劇中では、宇宙から見た美しい地球の姿から一転して世界各国のゴミ問題の現場にフォーカスします。また、深海で生物よりゴミが多く見つかると語る海洋研究者のインタビューを紹介しています。目を覆いたくなるほどのゴミの山と排煙処理されずに大気中へ放出される焼却炉の排ガスなど、誰もが地球の未来を考えさせられる現状をアイアンズが紹介していきます。

グリーンブルーでは、多くの環境調査業務を実施する中で、最終埋立処分場など廃棄物処理の現場に赴くことがあります。日本国内の現状はこの映画で紹介されるほど酷いものではありませんが、ヒトの活動が吐き出す廃棄物の量とその生々しさに複雑な心境を抱きます。この映画では、そのフィーリングを疑似的に味わって頂けるとともに、現代の消費社会について心から考えさせられるものと思います。

なお、本作の音楽は「ブレードランナー」や「炎のランナー」の映画音楽、FIFAワールドカップ2002のアンセムで知られるギリシャの音楽家ヴァンゲリスが担当しています。

合わせてお薦めの作品です。

映画公式サイト:http://trashed.jp/

監督 キャンディダ・ブラディ
出演者 ジェレミー・アイアンズ
音楽 ヴァンゲリス
製作会社 Blenheim Films
製作国 イングランド
配給 GREENROOM FILM
公開日 2012年9月28日
上映時間 97分