グリーンブルーの環境に関するシステム開発やメンテナンス、測定調査のサービスは全国に及びます。また、海外の環境協力などでもスタッフが飛行機に乗って文字通り飛び回っています。そんな中、空港で搭乗する飛行機の到着を待っているスタッフがヤマト運輸の貨物機を見かけました。そのカッコイイ機体には「YAMATO TRANSPOT」の文字が書かれていて、下地は機体の金属をそのまま...と思いきや、ヤマト運輸のトラックの様な緑色ではなく、シルバー色の塗装がされています。シルバーのデザインでいいのであれば、塗らなければいいのでは?
よくよく見まわしてみると空港にシルバー色にピカピカ光る「金属むき出し」の飛行機は一機も見当たりません。なかには貨物機などでデザインが施されていない無地の機体もありますが、そういったものでもボディはよく見ると白に塗られているようです。
調べてみると以前のアメリカン航空やJALカーゴで機体の塗装を施していない飛行機を飛ばしていたようです。「ベアメタル」とか「ポリッシュドスキン」などと呼ばれる機体のアルミ合金素材を研磨剤で磨きあげたものが人気だったようです。塗装をしない目的は主に軽量化で、ボーイング747型機や同機をベースにした貨物機の場合、胴体表面に使用される塗料の重さは全体で約150kgにもなるのだそうです。この塗装を行わないことで機体が軽くなって、年間で4万リットルほどの燃料の節約ができたのだとか。
しかし、機体を磨き上げる保守作業で人件費がかかってしまい、削減できた燃料費の分を食ってしまうようになったのだそうです。また、最新のボーイング787型機が多くの航空会社に導入されていますが、この飛行機の機体は複合素材(カーボン素材)。無塗装状態ではシルバー色にならないのだそうです。そこで、多くの飛行機の下地は白色やシルバー色に塗装されるようになってきているのです。
ヤマト運輸が2024年4月から投入する飛行機は元々旅客機だったものをフレイターと呼ばれる貨物専用機に改造したもので、これからヤマトグループの新たな輸送手段として活躍するものなのだそうです。機体に塗装された塗料は「シルバーマイカ」という特別なものとのことで、合成した雲母片に酸化チタンなどの光を反射する材料をコーティングして顔料に混ぜるような塗装のようです。グリーンブルーのスタッフが(色が塗られていない)と思ってしまったのも仕方ないですね。機体の横に黒猫ちゃんのマークだけが描かれたとってもセンスがいいデザインは、これから様々な空港で見られるかもしれませんね。
