北海道、東北地方や日本海岸の地方で災害級の降雪が続いていますが、無事に過ごされているでしょうか。
実はグリーンブルーのスタッフが2024年の夏に東北地方に赴いた際、地元の住民の方が興味深いお話をされていました。「カマキリはよ~、その年の冬の雪が積もる高さを知っているから、次の冬の積雪の高さよりも高い位置に卵を産み付けるんだよ~」これは雪国地方では昔から知られている「カマキリが高い所に産卵するとその冬は大雪になる」という説ですね。
カマキリの「卵嚢(らんのう)」大きくて重たいので、積雪に埋もれてしまうと引きずられて枝などから落ちてしまって孵化しにくくなるというものです。そもそも、カマキリが卵を産み付ける位置は高すぎると、鳥や動物に食べられやすくなってしまいますし、低すぎると雪に埋もれて窒息状態になってしまって孵化しにくくなるかも知れません。そこでカマキリはその冬の降雪量を知っていて、卵を産み付ける高さを調整している。卵の産みつけられた位置から積雪高さが予想できるとされたものです。
けれども、多くの昆虫学の研究者の方々は、この説を否定されているようです。なぜなら長い間、積雪に埋もれていたカマキリの卵も、そのほとんどが無事に孵化するからだそうで。つまり、カマキリの卵嚢は雪に対する耐性を十分に持っているとのこと。だからカマキリは冬の積雪量を予想して産卵位置を調整するようなことはないとされています。
はたして実態はいかに!?カマキリの卵嚢が雪に埋もれても大丈夫だとしても、親カマキリは高い位置を選ぼうとするかもしれませんよね?